ITの第二新卒の就職活動にエージェントは必要ない。はっきり言います。

みなさまはじめまして。もけと申します。

私は新卒で入った大手金融を入社して半年でやめて、現在ベンチャー企業でWebマーケティングの勉強をしています。

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今の会社に転職する中で、半年ほど第二新卒として就職活動をしていました。

最初からベンチャー企業に行きたかったわけではなく、大手のITメガベンチャーも受け、一部内定をもらったりもしましたが、いろいろ考えた末に現在のベンチャー企業に就職することになりました。

就職活動中には、いわゆる転職エージェントと呼ばれるものを利用することもありました。いくつかの内定はそこからいただきました。

しかし、その経験をもとに今日はあえて断言させてもらいます。

「第二新卒で未経験のIT業界に入りたいのなら、エージェントはまったく必要ない」

この記事では、どうして私がそのように考えるのかを説明したいと思います。※第二新卒で未経験のITに関しての話で、他の業種については有益な場合もあると思います。

転職エージェントのメリットは?

まずは転職エージェントを使うメリットについて考えてみましょう。

  • 非公開求人や人事とのパイプをもっているエージェントがいる
  • 面接の対策やアドバイスをくれる
  • 日程を調整してくれる

私が自分で利用して感じたメリットとは大体これくらいではないかと思います。

もし他にもなにかあれば、教えていただければ私の分かる範囲でお答えしますので、私のTwitter(@moke_mokect)までお願いします。

それでは、それぞれのメリットについて考えていきますね。

非公開求人やパイプをもっているエージェント

まず、初めに非公開求人はまったく必要ないです。

たしかに、非公開求人ときくと「なんとなくいい条件で働けるのかも」と思ってしまいがちです。私もそれで何個か面接、面談を決めたことがあるので、気持ちはとても分かります。

まずは、「そもそもなぜ非公開求人ってあるの?」ということについて考えてみましょう。

非公開求人とは?

ここからは私がエージェントの人から直接聞いたことの受け売りです。

まず、非開求人というとすごくレアそうなイメージがしますが、転職エージェントが抱えている求人のうち8割が非公開求人になります。

どうして非公開なのかというと、公開求人にすると「転職エージェントを介さず」直接企業に応募してしまう人が出てきてしまうからです。

非公開求人になる企業はほとんどが成果型報酬(紹介した人が就職したらお金が支払われる)をとっています。

このような成果報酬型の求人を掲載して、企業側に直接応募されたら転職エージェントには1円も入りません。

だからこその非公開求人です。特段条件が良いとか、そういうことはありません。

むしろ、成果報酬とは別に固定でエージェントにお金を払えないということですから、金銭的にあまり余裕のある会社ではないということになります。その点はむしろマイナスに捉える人もいるのではないでしょうか。

好条件の非公開案件はないの?

実際に、「応募者が多すぎると困るから」という理由で非公開求人にする例もあります。

そのようなところは非常に条件がよかったり、大企業だったりするようです。面接するのにも人件費やコストがかかってしまいますから、エージェントが見極めた能力が高そうな人に限って面接をしたい、という意味で非公開にしているところもあるようです。

しかし、それでも私たちには関係ないといってもいいでしょう。理由は2つあります。

まず、そのような非公開求人というのは高いレベルを求めて行われるものです。応募者が殺到するから非公開にしているのであって、そこに私たちのような未経験の人材が行ってもかなり厳しい戦いになると思います。

だからこそ、受けるだけ時間のムダです。そのようなところはスキルをつけてから行けばいいのです。

もう1つの理由は、圧倒的な数の少なさです。

転職エージェントが抱える案件の8割が非公開求人である以上、その中からこのような求人を見つけ出すことはかなり難しいです。それなら、公開されている案件の中から条件がいいものを探すほうがよほど効率的です。

パイプも基本的に必要ない

有名企業とパイプがある、IT業界には知り合いが多い、などのパイプがあることを武器にしているエージェントは数多くあると思います。

ここからは完全な私の経験(転職エージェントを2社ほど利用)によるものなので、あくまで参考程度にしてください。

パイプはあまり必要ないと思っています。理由は2つあります。

転職エージェントの性質

転職エージェントは基本的に、人材を紹介してお金を会社からもらうことで収益をあげています。

そもそも、優秀な人材を提供することは転職エージェントにとっては絶対のことです。高いお金を払って採用した人がダメダメな人材だったら、今後そのエージェントにはお願いはしないですよね。

つまり、実際のあなた以上の能力が要求される会社にコネでねじこんだりするような真似は、エージェントにとって一番の悪手になります。そこまでしてエージェントがあなたに入れこむ道理がありません。

パイプありきで考えると後悔につながる

もうひとつの理由は、パイプありきで考えてしまうことへの懸念です。

具体例をあげましょう。行きたい会社AとBがあって、あなたはBよりAに行きたいと考えているとしましょう。

エージェントがこう言います。「Bならコネがあるから決めてくれるなら内定をとらせてあげる」

こうなった場合に、Bに行ってしまう危険性がないですか?転職活動に疲れたからと、Bに行ってしまうことって考えられませんか?

そもそも、私たちはどうして第二新卒で就職をしているのでしょうか。それは周囲に流されたり、深く考えずに就職したからではないですか?私はそうでした。何も考えずに、何となく就職をしました。そして後悔しました。

だからこそ、次は妥協することはあってはなりません。絶対に行きたい会社に行くべきです。第二新卒はポテンシャルで通せる最後の機会だと思ってください。第三新卒はもうないですよ。

面接などのアドバイスをくれる

ITベンチャーへの転職を考えるにあたって、面接は一番考える必要がない分野だと思います。加えて言うならば、IT業界においては、営業以外の業種だと面接の作法ありきで合否を決めることはほぼないと思います。

もちろん最低限の人間としてのマナーは必要ですが、それよりももっと重要なことはいくらでもあります。

どうして転職しようと思ったのか、将来はどういう風になりたいのか、なぜこの会社なのか。

面接の練習をするくらいなら、これらを明確に答え(分からないところははっきりとわからないといってもいいと思います)、論理的であるかどうかを推敲したほうが圧倒的に突破力は高まると感じます。

こればかりはエージェントに相談しても自分のことなので、あなたが結論を出す必要があります。

日程の調整をしてくれる

日程の調整に関しては迷いましたが、正直助かる側面は実際にあります。

はっきり言って、第二新卒は日程の都合をつけることがもっとも大変です。私自身もかなり苦労しました。こちらの記事で苦しみを淡々と語っております。ご査収くださいませ。

関連記事 >第二新卒の就活って厳しいの?第二新卒として転職した私がお答えします

多くの会社を受けるなら不要かも

面接を受けるのが数社なら、かなり助かるのは本当です。

ただ、ITベンチャーを希望する場合、かなりの数の面接をこなすと思います。ベンチャーってピンキリですから、必ず自分の目で見て、何度か足を運ばないと判断がつかない部分が多いです。

IT系は土日休みが基本になるので、どうしても自分で能動的に休みを作ったりして面接に行かないといけないことが多くなってしまいます。

そうなると、特定の1日に詰め込んだりしないといけなくなるんですね。数回ならまだしも、毎回毎回、間に人を挟んで日程調整するのって結構めんどくさいです。

融通もそこまで聞きませんし、直接話したほうが早いなと思って私はエージェントを使うのをやめました。

ひとつ注意点としては、平日に面談するときにあんまり遅い時間の面接もokしてくれる企業はやめたほうがいいです。その時間まで人がいるということですから…あとは分かりますね?笑

自分の客観的評価を知るために使うのはアリ

ならばエージェントに価値はないかというと、そんなことはないです。

私たちのようなITのベンチャーに未経験で飛び込みたいという人にとっても、使える側面はあります。

おそらくですが、第二新卒の就職活動はかなり厳しい戦いになります。面談をする時間もないし、そもそも考える時間すらあまりないという状況です。

とくに未経験の業種を考えている場合のライバルは新卒です。その意味でも自分が新卒のときよりも選択肢が狭まっていることを実感すると思います。

そういうときに、身近で話を聞いてくれたり客観的なアドバイスをくれるという意味では、精神衛生的な意味では役に立つでしょう。

メンタル的に弱い方には特に、ほかの人にとっても少なくともマイナスにはならないはずです。

もけくん

何より無料だし、気に入らなかったらやめればいいもんね♪

現に私はエージェントと電話をして5分後に退会したことがあります。

全く参考にならなかったし、業界の知識も薄かった。時間の無駄だと判断してそうしました。

自分の将来像とやりたいことは何かを見つけよう

未経験でIT業界を考えている人にとっては、エージェントは必要ではないと私は考えています。

現在時点で自分のやりたいことがほとんど決まっているのなら、その分多くの会社を見に行く時間に割いたほうが絶対に有益です。

勧められると断れない性質だと自覚しているのならなおさらです。エージェント、がんがん違う分野でも勧めてきますよ。

私は、転職エージェント経由で序盤にいくつか内定をもらいましたがすべて断りました。そして、ツイッターと転職サイトのみを利用して自分の本当に行きたい分野のベンチャー企業から内定をもらうことが出来ました。

悔いがないように、これが一番大切なことです。大変だと思いますが、頑張りましょうね。