第二新卒の就活って厳しいの?第二新卒として転職したから語ります

みなさんはじめまして。もけと申します。

私は大手金融機関を退社し、第二新卒としてWebマーケターとしてベンチャー企業で働いています。

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私が転職活動を始めたのが5月の中旬だったので、半年ほど第二新卒として就職活動をしていたことになります。

この記事では、私の半年間の第二新卒としての転職活動を通じて

「第二新卒の就職って厳しいの?」
「第二新卒は本当に採用してくれるの?」

という疑問にお答えできればと思います。未経験の分野に挑戦される方には参考になるところは多いはずですので、よろしくお願いします。

第二新卒の就職活動は厳しい?

まず前提として、私がどのような状況で第二新卒として就職活動をしていたのかをお伝えします。

詳しくはこちらの記事を読んでいただくのが一番早いのですが、簡単に説明します。

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私は、IT、その中でもWeb系の会社でWebマーケやSEOを学びたいと考えており、いわゆる完全に未経験の分野で働きたいと考えていました。

希望職種はWebマーケター。将来的には自分自身のメディアをもちたいという考えから、自社でメディアをもっているような企業で働きたいと考えていました。

前職はプロフィールにもある通り、金融機関の営業でまったく関連性はありません。いわゆるまったくの未経験の分野になります。新卒と同じ、ポテンシャルという枠ですね。

ただ私の場合、趣味レベルでサイトを運営していたという経験があったのでまったくの未経験というわけではなかったですが、基本的にはそう変わりはないでしょう。

結論から言います。私の第二新卒としての就職活動はかなり厳しいものでした。

第二新卒を募集している大企業はすべて落ちた

「第二新卒と新卒を分け隔てなく採用するよ!」という会社が増えています。

代表的なものでいうとリクルートソフトバンクなど。特にIT系の企業に非常に多いです。先述したように私はIT系を志望していたので、これらの会社も受けました。

これは第二新卒としての転職を考えはじめてすぐ、5月6月のことでした。

今思えば、私の夢がメディアを自分でもちたいということを考えると、大企業に行く選択肢は普通に考えてナシでしたが、当時はそこまで考える余裕がありませんでした。

結果は残念ながらすべて落ちました。それも、すべて最終面接でした。

道中は非常にスムーズでした。もともと論理的な思考は得意なほうでしたし、ロジックはしっかりと練って志望動機を考えていました。だから、質問に対して困ることはありませんでした。

ただ、唯一困った質問があります。

これから第二新卒として就職活動をされるみなさんにぜひ伝えたいのですが、おそらく今後するほぼすべての面談でこの質問をされます。絶対にされます。

企業の人

どうして今の会社をやめようと思ったの?

この質問、非常にやっかいです。論理的であれば良いとか、そういうたぐいのものではないのです。

例をあげましょう。

たとえば私の場合は「金融機関に入社して数カ月で、自分のやりたいことに気づき、違う会社で働きたいと考えました」というのが、本音ベースでの転職理由です。

実際の金融機関の内情を知らず、自分がどういう生き方をしたいかを考えないまま就職活動を終えてしまい、いざ働き出してようやく考えはじめた。これが本音です。

ただ、自分で言うのもなんですが人事の方はきっとこう思うでしょう。

「なんとなくで言ってるんじゃないだろうか。今の仕事が辛くて言ってるんじゃないだろうか。」

一度これを思われてしまうと、覆すのはかなり難しいです。今の仕事が全くつらくない人なんていないし、辛くなくてポジティブに理由をもって転職しようと考えていることを相手に客観的に示すことは至難のワザです。というかもはや無理です。

何とか頑張って、論理的に示そうとして、相手によく考えているなぁと思わせることが出来たとしても

「そこまでしっかり考えているのに、なぜ就職活動のときにそうしなかったの?やっぱり今の仕事がしんどいだけだよね?」

という結果になります。これはかなり難しいところで、新入社員獲得にかなりのコストをかけている大企業にとっては、この懸念だけでもかなりのマイナススタートになってしまいます。

相当にロジカルで明確な理由を用意しない限り、または別の分野で自分の価値を示さない限り、基本的に大企業で第二新卒で採用されることは大変に難しいです。

人事の方の考えることが自分でも理解できる以上、まったく頭が痛い限りですが、これが第二新卒の現状です。

なぜ落とされたかを聞いてみた

さすがに私も悔しかったので、メールで何企業かどうして落とされたのかを伺ってみました。

「なぜ落とされたのか」を聞いてみることはかなりおすすめです。

そしてその場合は、なるべく本音ベースで教えてもらえるように言ってみましょう。プロである人事が感じたことを本音ベースで聞けるのはかなり今後にとって有益です。

実際にかえってきたのはこちらです。

「来年度の新卒も考えると枠が現状いっぱいになっている」
「やりたいことが明確すぎてうちでは輝けないと判断した」
「教育に割けるリソースが足りないと判断した」

一番上に関しては完全なお断りメールですが、下二つに関してはそのあとに関してかなり役立ちました。とても感謝しています。

先述したように私のようにメディアをやりたい、という人間にとっては大企業は適さないです。配置換えもあるし、必ずメディア以外の分野で働くこともあるでしょう。それに、人数が多いので希望の分野で働くことすらかなり難しいです。

一番下のリソースに関連していうと、そもそも大企業は第二新卒(とくに未経験)を採用することにあまり乗り気ではないようです。

理由はいろいろとあります。

  • 大量に入ってくる新卒をまとめて教育したほうがラク
  • 経験者を中途採用したほうがコスパがよい
  • 一度雇ったらやめさせられない

また辞めるかもしれないという第二新卒をリスクを負って雇用するくらいなら、多少優秀な人材を逃すことになったとしても、新卒採用で足並みそろえて行うほうがコストパフォーマンスが良い。

さらに言えば、未経験なら新卒と同じ扱いになるわけですから、年齢がいくつも離れているとお互いにやりづらくなるということも懸念点のひとつかもしれません。

同じ職種なら第二新卒でも厳しくない?

一方で、同じ職種で第二新卒として就職活動をするならば、大企業に入れる可能性は全然あるなという印象です。

企業側としては教育コストを下げることもできますし、そもそも大企業へのキャリアアップ的な意味合いでの転職だとすれば、ネガティブな要素は基本的になくなるので、あとは自分をどれだけアピールできるかという勝負の意味合いが強くなります。

ただそもそも第二新卒といっても少なくとも2~3年程度は経験を積んでいないとこの枠で採用されることはおそらくないと思いますので、そういった意味では中途採用に近い形での採用になると思われます。

第二新卒を受け入れている大企業は通年採用もあわせておこなっているところも多いので、自分を試す意味でも受けてみるのもアリですね。

第二新卒の就活は厳しい、けど就職はできる!

大企業は落ちたとはいえ、私はある意味自分の望む形で転職ができました。

今ではむしろ、ちゃんと落としてくれた(=私には向いていない)おかげで最高の満足いく結果になったと思うので、感謝しています。

この思考って結構大事で、ほとんどの場合、落とされた=能力不足ということではなく、落とされた=そこには向いていない、という場合がほとんどだそうです。

だから、変にネガティブになる必要はなく、なぜ落ちたのかを聞いてみたりして、自分に本当に向いているのはどういうところ、どういう仕事なのかを考えることが大切ですね。

誰しも大企業に行きたいものですが、私たちのような未経験の若い年代にとって大切なのは企業の大小よりも自分がやりたいこと、興味のあること、自分をいかせる仕事を見つけることです。

まずはそこで経験をつんでスキルをつける。日々の努力を怠らずスキルさえつけられれば、大企業に行くことはまったく難しくないですし、それ以外の高い視点を持つことが出来るはずです。

しんどいと思いますが、頑張りましょう!以上もけでした。